リスカ - 解離性障害の彼女 1
2010年12月8日 恋愛久しぶりにここに戻ってきた。
インパクトのある恋愛をしたときは、いつも。
ここにその模様を綴っている。
これから、最近起こったとても稀有な女性との出会いと、過ごした日々、味わった挫折…について書こうと思う。
あくまで、自分用の備忘録。
同感されたり否定されても構いません。でも、その思いはできれば胸中に秘めておいてください。
また、これはメンタル的な病を持った方への、誹謗や中傷ではけっしてない。ということを、あらかじめ申し上げておきます。
彼女との出会いは、あるサイト、いわゆる出会い系。
チャットでリアルタイムで話をすると、とても盛り上がった。
料理やお菓子作りが得意で、友達を招いて料理の手ほどきをしているという。
都内のおいしいお店の情報。映画の話。絵画展の話。
ひさしぶりにこんなに趣味の合う女性に出会えたと思った。
でも、ボクはネットで出会った女性と「メル友」以上の関係にはあまりならない。
特にそう決めているわけではないが、結果としてそうなる場合が多い。
しかし、今回はある失敗をしてしまった。
パソコンの短文登録で、あるワードにボクの「会社名」と「本名」を登録していた。
これは、仕事のメールを書く場合、文頭のあいさつを簡単に入力するためだ。
彼女とのチャットで、うっかりその変換をしてしまい、そのまま送信してしまった。
「何この名前?」とあわてる彼女。
「さぁ?いまネカフェだから。誰かが登録してたのでは?」と、うそをつく。
「登録って何」…
まずい。と思ったが、どうにかその場は誤魔化した。
ただ、この相手の尻尾はずっと掴んでおかなければ。と思った。もしログを保管されていて、何かに悪用されたら・・・と。
メールアドレスを交換すると、早速、彼女からのメール。
しかも写メ。白いソファに座る、肌の白い端正な顔立ちの女性が写っていた。
「いま撮ったの。(照)」と彼女。
なんてキレイな人だろう。と思うのと同時に、ボクの不安は増大した。
おそらく、この相手は何かの業者。この写真はどっかからの「拾い」だろう。
だって、こんなキレイな人が出会い系でチャット?おかしいよ。
絶対に、この相手と直接コンタクトしなければ。と思った。
「いまから、会えない?」という申し出に、
「ちょうど買い物に行くところだったから、少しなら」とあっさり応じてくれた。
バックれられるのを覚悟で、待ち合わせの場所へ向かう。
途中、彼女から電話番号がメールで通知された。
すぐに電話をすると、女性が応じた。少しほっとする。
でも、女性も使ってなにかを勧誘する組織もあると聞く。
「必ず待ち合わせの場所に行くから、絶対来て。」と念を押した。
しかし、ボクの不安は、まったくの杞憂だった。
よく陽のあたるカフェで、写メとすっかり同じ容姿の女性とカフェオレを飲んでいる。
本当にキレイな女性。23歳だという。
不安が去ると、あとは希望だけが芽生えてくる。高鳴る胸をどうにか押え、平静を装い話をした。
会ってすぐ「私、同棲している婚約者がいます。」と彼女は切り出すと、その後は、彼の話に終始した。
しかし、その内容はすべて彼への不満。とにかく「束縛」するそうだ。
同棲すると同時にシェフの仕事を辞めさせられ、家に閉じ込められた。
仕事へ行っていても20分おきのメール。
どんなに遅くなっても家で食事をするので、必ず用意しなければならない。
本当は海外のレストランで修行したかったが、彼には専業主婦を望まれている。
まだ、彼との結婚の踏ん切りがつかない。だから子供は欲しくない。
と。
仕事もしていないので、退屈しのぎのチャット。不平不満を聞いてくれる相手が欲しかったんだな。と思った。
同時に「チャンスだな」とも思った。こういう心の隙につけ入るのは、非常に簡単だ。
ボクが思っていたよりも、本当に簡単にコトは運んだ。
「今夜、彼は出張で帰って来ない」という連絡が、最初に会った日から少しも経たないうちにあった。その夜は一緒に食事に出かけた。
ボクの提案で「チーズフォンデュ」を食べた。
お互いにワインがまわり、楽しい時間が過ぎる。
彼女が、大きめのブロッコリーをチーズにつけてボクの口に押し込む。
彼女がボクの口についたチーズを指で拭うと、自分でペロリと舐めた。
ボクは大きいポテトを彼女へ。
口元のチーズを指で拭ってあげる。
彼女はじっとボクを見ながら、その指に舌を絡ませて口に含む。
ボクたちは自然にキスをした。
いま思えば、このときがボクたちの、いや、ボクのピークだった。
これから味わう苦悩や挫折なんて、この瞬間からは微塵も感じ取ることは出来なかった。
この続きは、また後日。
インパクトのある恋愛をしたときは、いつも。
ここにその模様を綴っている。
これから、最近起こったとても稀有な女性との出会いと、過ごした日々、味わった挫折…について書こうと思う。
あくまで、自分用の備忘録。
同感されたり否定されても構いません。でも、その思いはできれば胸中に秘めておいてください。
また、これはメンタル的な病を持った方への、誹謗や中傷ではけっしてない。ということを、あらかじめ申し上げておきます。
彼女との出会いは、あるサイト、いわゆる出会い系。
チャットでリアルタイムで話をすると、とても盛り上がった。
料理やお菓子作りが得意で、友達を招いて料理の手ほどきをしているという。
都内のおいしいお店の情報。映画の話。絵画展の話。
ひさしぶりにこんなに趣味の合う女性に出会えたと思った。
でも、ボクはネットで出会った女性と「メル友」以上の関係にはあまりならない。
特にそう決めているわけではないが、結果としてそうなる場合が多い。
しかし、今回はある失敗をしてしまった。
パソコンの短文登録で、あるワードにボクの「会社名」と「本名」を登録していた。
これは、仕事のメールを書く場合、文頭のあいさつを簡単に入力するためだ。
彼女とのチャットで、うっかりその変換をしてしまい、そのまま送信してしまった。
「何この名前?」とあわてる彼女。
「さぁ?いまネカフェだから。誰かが登録してたのでは?」と、うそをつく。
「登録って何」…
まずい。と思ったが、どうにかその場は誤魔化した。
ただ、この相手の尻尾はずっと掴んでおかなければ。と思った。もしログを保管されていて、何かに悪用されたら・・・と。
メールアドレスを交換すると、早速、彼女からのメール。
しかも写メ。白いソファに座る、肌の白い端正な顔立ちの女性が写っていた。
「いま撮ったの。(照)」と彼女。
なんてキレイな人だろう。と思うのと同時に、ボクの不安は増大した。
おそらく、この相手は何かの業者。この写真はどっかからの「拾い」だろう。
だって、こんなキレイな人が出会い系でチャット?おかしいよ。
絶対に、この相手と直接コンタクトしなければ。と思った。
「いまから、会えない?」という申し出に、
「ちょうど買い物に行くところだったから、少しなら」とあっさり応じてくれた。
バックれられるのを覚悟で、待ち合わせの場所へ向かう。
途中、彼女から電話番号がメールで通知された。
すぐに電話をすると、女性が応じた。少しほっとする。
でも、女性も使ってなにかを勧誘する組織もあると聞く。
「必ず待ち合わせの場所に行くから、絶対来て。」と念を押した。
しかし、ボクの不安は、まったくの杞憂だった。
よく陽のあたるカフェで、写メとすっかり同じ容姿の女性とカフェオレを飲んでいる。
本当にキレイな女性。23歳だという。
不安が去ると、あとは希望だけが芽生えてくる。高鳴る胸をどうにか押え、平静を装い話をした。
会ってすぐ「私、同棲している婚約者がいます。」と彼女は切り出すと、その後は、彼の話に終始した。
しかし、その内容はすべて彼への不満。とにかく「束縛」するそうだ。
同棲すると同時にシェフの仕事を辞めさせられ、家に閉じ込められた。
仕事へ行っていても20分おきのメール。
どんなに遅くなっても家で食事をするので、必ず用意しなければならない。
本当は海外のレストランで修行したかったが、彼には専業主婦を望まれている。
まだ、彼との結婚の踏ん切りがつかない。だから子供は欲しくない。
と。
仕事もしていないので、退屈しのぎのチャット。不平不満を聞いてくれる相手が欲しかったんだな。と思った。
同時に「チャンスだな」とも思った。こういう心の隙につけ入るのは、非常に簡単だ。
ボクが思っていたよりも、本当に簡単にコトは運んだ。
「今夜、彼は出張で帰って来ない」という連絡が、最初に会った日から少しも経たないうちにあった。その夜は一緒に食事に出かけた。
ボクの提案で「チーズフォンデュ」を食べた。
お互いにワインがまわり、楽しい時間が過ぎる。
彼女が、大きめのブロッコリーをチーズにつけてボクの口に押し込む。
彼女がボクの口についたチーズを指で拭うと、自分でペロリと舐めた。
ボクは大きいポテトを彼女へ。
口元のチーズを指で拭ってあげる。
彼女はじっとボクを見ながら、その指に舌を絡ませて口に含む。
ボクたちは自然にキスをした。
いま思えば、このときがボクたちの、いや、ボクのピークだった。
これから味わう苦悩や挫折なんて、この瞬間からは微塵も感じ取ることは出来なかった。
この続きは、また後日。
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